海外エンタメ備忘録

Netflix大好き20代会社員👼洋画・海ドラ・恋リア・ミュージカルみてます

洋画『12人の怒れる男』感想・レビュー

白黒時代の映画のテンポ感あまり得意ではない(眠くなってしまう)けど、この映画最後まで見入ってしまいました!

【基本情報】

・1954年公開

・1時間36

Amazon Primeでレンタル

・個人的評価⭐️ 4.1/5.0

・あらすじ

父親を殺害したとされる18歳の少年の裁判。陪審員である12人の男が判決を下す。

【ネタバレなし感想】

好きなタイプのサスペンス映画でした!かなり面白い!!!!!

会話劇が好きな方にオススメしたいです。

 

同じ部屋で男12人がただ話しているのだけなのに、

それぞれのキャラクター像・背景が見えてくるし、展開もどんどん変わっていって、

かなり満足感ありましたね。何となく結末は読めるのですが、読めた結末にどう辿り着くんだろう?と考えるのが楽しかったです。

白黒だけど、密室での熱量(本当に暑そう)が伝わってくるのが不思議でした。

 

全員の発言に意味があって、脚本に脱帽👏👏

乱暴な主張をする人がいる中で、どうコミュニケーションを取ればこちらの主張が通るかや、乱暴の中でも超えてはいけないラインを超えた瞬間みんなそれに対して無視という形で抗議をしたり、コミュニケーションの取り方も学べた気がする。

 

陪審員の多様性も大事だなと改めて感じますね。

この時代ではまだ男性しか陪審員をできなかったですが、その中でもみんな違うバックグラウンドによる視点があるからこそ、真実まで辿り着けるんですよね。

これシリーズ化して、色んなバージョンで見てみたいです。三谷幸喜さんもこちらをオマージュした作品を作っているようですね。